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脳神経外科 ISSN 0301-2603 (Print) ISSN 1882-1251 (Online) 33巻10号(2005.10)P.1015-1019(ISID:1436100138)

症例
尿膜管癌からの転移性脳腫瘍の1例

出井 勝 1
浦崎 永一郎 1
横田 晃 1

※1 産業医科大学脳神経外科

【キーワード】 urachal carcinoma,brain metastasis,radiation therapy,MRI,pathology


I.はじめに
 尿膜管癌は尿膜管より発生する癌腫であり,全膀胱腫瘍の0.17~0.34%という極めて稀な腫瘍である7).局所浸潤傾向が強く予後不良で,5年生存率は35%前後とされている9).遠隔転移は晩期になるまでみられず,肺,肝,骨などへの転移が報告されている7)
 しかし,尿膜管癌の脳転移については過去5例の報告をみるに過ぎない1,3,5,6,8)
 今回われわれは,脳転移巣発見後に原発巣の尿膜管癌が診断された症例を経験し,その診断治療等について,若干の文献的考察を加え報告する.


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